母の短歌 [親から届いた野菜です]

     
両親は定年後、山に住んで二人で畑を耕す生活を送っています。
そして東京に住んでいる娘の私や親せきに、野菜や米の詰まったダンボールを送ってきます。その野菜などの品々をお伝えするこのコラム。今回は母の短歌と冬野菜です。

text by 堀江優子

雪がふる中も野菜は育つのですね。

「雪、ふっとる?」と父に電話で聞いた所、「おぉ、ふっとる。」との答え。
東京でも久しぶりに雪が見られたこの時期、私の想像ではそんな寒い時に野菜なんてとれないでしょう。と思っていたのですが、この時期でも野菜はちょいちょい収穫できるようで、その中から送ってもらったものをご紹介いたします。

例によって今回も母の手紙が入っていました。


大変達筆です。なぜか表紙つきです。

いろいろなレシピの切り抜きも一緒に入れてくれました。


大寒に入り こちらではちらちら雪が舞っています。
その後御変わりないですか。
冬野菜 変わりばえがしませんが、召し上がってください。

・かぼちゃは皮が固いので 切る時、手を切らないように用心してネ
・白菜の短歌 まだ始めてまもない歌で上手ではないのですが

「取りたての 白菜水菜 切る音は しゃきっと はじけて 小気味よき音」

・椎茸はお父さんがくぬぎの木を切り 二人で 椎茸菌をうえ できた物です。
とる時雪をかぶっていたので、水分がありますので、早目に食べてくださいね。

「コーンコン 椎茸駒(しいたけごま)打つ ひたむきに くぬぎの命は 椎茸ひきつぐ」

調理カードがありましたので、参考までに。

仕事の方 無理をしないようにネ

では またネ 母より

唐突に織り込まれる母の短歌。いきなり文中に挿入されていたので一瞬混乱しました。
でも畑や山で動いてこその実感あふれる味わいがありますね。

  
父がクヌギの木を切って椎茸菌を植えてできた椎茸

しいたけはとても大きく、そのままバターしょうゆでソテーにして食べたい感じです。が、今回はいろんな食材があるので鍋にします!

  
かぶは前も送ってもらいましたがいろんな料理に使えます。

  
里芋大好きです。

私は残念ながら甘いものが、嫌いではないのですがあまり得意ではないので、しょっぱいものをおやつによく食べるのですが、里芋はそのまま茹でて塩をかけておやつとして食べています。
あまり食べ過ぎると御飯が入らなくなるので注意です。でもおいしくていくらでも食べられてしまいます。そうやって一時期引っこんでいたおなかもどんどん緩んで出てきてしまうのですが…


赤カブです。絵に描きたいようなきれいな色 自然ってすばらしい

確かにきれいな色


赤カブは何に使ったらいいのかよくわかりませんが、とりあえずこれも鍋に入れることにします。

  
大根は太いです。


白菜です。白さがひきたつネ
虫がいるかもしれないけど安心して召しあがれるよ

鍋の代表選手の白菜です。虫はいなかったです。


大根と白菜はもう言うまでもなく、なべにぴったりです。その材料を適当に切って鍋にどさっと入れちゃいます。

  
この中で買った食材は鮭とネギのみ。

こうやって切って並べてみると、とてもたくさんの野菜を送ってきてもらって恵まれた環境だなあ、としみじみ感じてしまいます。

味噌で煮込みます。

味付けは簡単、だしを取ってそこに材料を入れて塩コショウを少しと味噌、しょうゆとみりんをひと回し、です。


あくはまめにとりましょう

味が染みておいしいです。


やっぱりすぐ出来て簡単な鍋はいいですね。早いし、うまいし。しかもよっぽどのことがない限り失敗しないので、いい加減な分量でお菓子作りとかに失敗してしまう私にとっては心強いレシピです。あ、今回送ってくれたレシピのものはまだ作っていませんが、今度チャレンジしてみます。

しかし今回は母の短歌がインパクトが強かったですね。定年してもいろいろな楽しみを見つけてチャレンジする姿勢は見習わなくてはなりません。結構いい短歌じゃないの母さん。どんどん書けばいいと思います。


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